あと、海外への憧れとか環境を変えたいって気持ちもあります。海外脱出に向けていろいろ教えてください。
このような質問に答えていきます。
結論、ニートが海外への脱出をしたいのなら、正しい情報をもとに努力をしていくことが求められます。
今回の記事では、ニートに海外脱出をおすすめする理由とともに、どのようにすれば晴れてニートが海外脱出できるかを書いていきます。
ぜひ最後まで読んでもらえればと思います。
それではどうぞ!
ニートに一度は海外脱出をおすすめする理由
結論からですが、ニートで将来に不安を感じているなら、一度は海外に脱出してみることをおすすめします。
理由としては、以下の3つがあるからです。
・ニートには日本社会は住みにくい
・海外では実力主義なので年齢や職歴は日本ほど重視されない
・海外脱出してスキルと実績を積めば日本でも世界でも通用する
この3つです。
海外脱出経験があるからこそわかることは多いと思います。
それでは順番に説明しますね。
ニートには日本社会は住みにくい
日本では、社会の常識のレールから外れた人には非常に不寛容な世の中です。
ニートはそういった意味からも、社会の常識のレールからは大きく外れていると言えます。
例えば、学校では他人と違う言動をしたら「協調性がない」とか「落ち着きがない」などと非常識扱いを受けますよね。
このように他人と違う言動は、日本の教育では個性として認められにくいのが現状です。
まさに、社会の常識のレールから外れたものは非常識とされ、はみ出た杭は打たれる。日本の社会の悪しき習慣でもありますよね。
私自身も、ブラック企業で働いていたときは、「新人なのに目立ちすぎだ!」という理由で、先輩方から総スカンを喰らっていました。
海外では実力主義なので年齢や職歴はそこまで見られない
日本では年功序列の文化が根深く残っていますが、海外では良くも悪くも実力主義です。
ですので、日本では年齢や職歴が重視されますが、海外ではスキルや実力があれば、何歳であっても活躍できる可能性があります。
日本では、一度ニートやフリーターなどになってしまうと、なかなかその後の高待遇は望めません。
しかし海外では、『使えるヤツ』には何歳になっても良い待遇が用意されており、『使えないヤツ』は、厳しい現実が待っています。
約2年のニート生活もありましたが、少しは『使えるヤツ』になれたのかもしれません。
海外脱出してスキルと実績を積めば日本でも世界でも通用する
海外に脱出をして、留学や仕事を通じてスキルや実績を身につければ、日本だけじゃなく世界で通用する人材になれる可能性が出てきます。
それは、過去にニート経験があったとしても、そこまで問題視はされないはず。
もしあなたにスキルや海外での実績があるのにも関わらず、そんな過去の経験ばかり気にする会社なら、断れるぐらいの余裕が出てきます。
私は現在、世間的には就職が難しいと言われている年齢で、職歴も学歴もほぼ底辺。
しかし、就職活動をしなくとも「一緒に働きませんか?」という声を頂けるようになりました。
ニートが海外脱出するために必要なこと
では、ニートは実際に海外に脱出するためには、どのようなことが必要とされるのでしょう。
それは以下の通りです。
1.努力の方向を間違えないように情報収集
2.得た情報を頼りに最短で海外脱出できる方法を
3.海外でのキャリアを積む
実際に、私がニートから海外脱出を経て人生を逆転するために試した方法です。
順番に説明しますので、ぜひ参考にしてください。
1.努力の方向を間違えないように情報収集
ニートが海外脱出をするためには、まず最低限の情報収集をしましょう。
理由としては、時代の流れとはまったく違う方向への努力をする無駄を避けるためです。
ここで元ニートの私が、海外脱出するためにいろんなことを体験して、特に大事な3つの情報をお伝えします。
・世界の経済トレンドの中心はASEAN諸国
・日本でも海外でも英語は必要
・ITスキルはこれからの時代に必須
この3つの情報は、効率よく海外脱出するため、そしてこれから生き抜いていくために間違いなく必要になってくると感じています。
世界の経済トレンドの中心はASEAN諸国
まず、海外脱出なら絶対にASEAN諸国(インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアなど)がおすすめです。
理由は以下の3つ。
・物価が安い
・経済成長率が高い
・海外就職の難易度が低い
国にもよりますが、物価の安い国だと日本の3分の1とか5分の1になります。
そして、なんと言っても経済成長率が高いのが特徴。
特に、ASEAN5と呼ばれるインドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアは熱いです。
このように、ASEAN5は経済成長率の平均が5%以上を維持する予測がたっています。
ちなみに世界の経済成長率は平均で3%ほどで、日本に至っては1%未満。
さらに、インドネシア、ベトナム、フィリピンに関しては、人口増加率が非常に高いです。
フィリピンに至っては、国民の平均年齢が23歳と、世界一の日本の半分以下。
このように、ASEAN諸国の経済からはますます目が離せません。
日本でも海外でも英語は必要
海外脱出するには、もちろん英語が必要になってきますよね。
と言った方も多いでしょう。
しかし、住むだけならそこまで英語力は求められません。
現地で働くことになっても、日系企業などを中心に英語力がそこまで必要のない職種もあります。
なので、そこまで心配せずに、現地で生活していく上で英語を身につけていけばいいでしょう。
そして、これからの時代は日本にいても英語が必須になってきます。
訪日外国人観光客の急増もそうですが、日本の労働人口の減少をカバーするために、外国人労働者の受け入れが急加速している状況です。
いざ海外脱出をして、そのあとに日本に帰ってくることになっても、英語力があれば”外国化”してしまった日本の中でも生き抜けるでしょう。
ITスキルはこれからの時代に必須
これからの時代は、ITのスキルが必要不可欠です。
日本では、2020年より小学校でのプログラミング授業の必修化が決まっており、どんどんIT知識を持ち合わせた若年層の台頭が始まります。
そして、世界の名だたる有名トップ企業(例えば、Apple、Google、Amazon、Facebookなど)は、近年ではほとんどがテクノロジー領域の会社です。
このように、これからの時代を生き抜くためには、ITスキルなしには考えられません。
2.得た情報を頼りに最短で結果を出す
では、得た情報を頼りに実際に行動していきましょう。
具体的には、ニートからの脱出が先決です。
就職の難易度が低い派遣社員などでもいいので、まずはお金を稼ぐ、貯める必要があります。
そして、ある程度お金ができたら必ず自己投資をしてください。
この場合は、留学などに行くのが一番手っ取り早いでしょう。
やはり、海外に脱出するには英語力が必要になってきますし、前もって海外での生活に慣れておいたほうがいいです。
でも、せっかく貯めたお金。使うのもったいないですよね。
ただ、覚悟を決めて自己投資してください。
自己投資をしないニートの未来は暗いです。
ちなみに、自己投資は年収の10%した方がいいとも言われていますが、それは一般的な話。
もしニートから海外脱出をして、人生を変えたいという気持ちがあるなら、貯金を全部使い切るぐらいのつもりで自己投資しましょう。
3.海外でのキャリアを積む
留学で英語力を伸ばし現地での生活にも慣れたら、次はいよいよ本格的に海外への脱出です。
できれば、留学中に現地で人脈を広げておけば、わりと海外での仕事にありつけることがあります。
もちろんVISAの関係などは出てきますが、東南アジア諸国なら就労VISA取得の難易度が低いところがほとんど。
できればITの分野に関わればいいですが、目的はニートが海外への脱出なのでそこまではこだわらなくても大丈夫。
もしあなたが、海外でスキルとキャリアをしっかり積むことができれば、日本の企業への逆輸入も可能ですよ。
まとめ:ニートならいっそ海外脱出した方が生きやすくなるかも
では、この記事を振り返ってみましょう。
おさらいです。
・日本社会で失敗した人に寛容じゃない
・海外脱出するのに必要なスキルは英語とIT
・ホットな地域はASEAN
・海外でスキルやキャリアを積んで日本への逆輸入は可能
私もニートから海外に脱出して、日本の社会だけに依存せず生活できるまでになれました。
ニートだったらそこまで守るものもないと思うので、もしあなたが海外への脱出に興味があるなら、ぜひ迷わずに挑戦してみてほしいですね。
道のりは決して平坦ではありませんが、ニートからの人生逆転の可能性もありますよ。
今回は以上です。