こんにちは。工場で夜勤のある交代制勤務を5年以上続けてきたあこう(@kouji_akou)です。
工場での夜勤をしようと思うんだけど、メリットとデメリットを教えて欲しいな。
と言う方に向けて、今回の記事では「工場夜勤のメリットとデメリット」を書いていきたいと思います。
実際に僕自身は夜勤のある交代制勤務を5年以上続けてきた経験があるので、メリットもデメリットも網羅しています。
結論から言っちゃうとデメリットの方が大きいです。
それでは本文をご覧ください〜
【工場夜勤】メリットとデメリットを紹介するよ
結論、工場夜勤はメリットもありますが、デメリットの方が多いです。
それでは、工場夜勤で考えられるメリットとデメリットを紹介しますね。
【工場夜勤】デメリットはこの4つ
工場夜勤で考えられるデメリットは以下の4つです。
・生活管理や体調管理が難しい
・怪我や事故のリスクが上がる
・友人や家族、恋人との生活リズムや時間が合わない
・一般的な社会から取り残されている感が出る
それでは1つずつ解説していきますね。
生活管理や体調管理が難しい
はっきり言って工場夜勤は生活の管理、体調管理が難しいです。
昼夜逆転してしまうと自律神経が乱れてしまいますし、それに伴って知らぬ間にストレスが溜まります。
工場夜勤の生活に慣れてしまうと体調を崩す人も居ますし、極端に言ってしまうと確実に寿命・健康に過ごせる期間を縮めてしまうことになります。
夜勤を続けているとリスクとして主に考えられるのが、自律神経失調症や脳梗塞といった病気があります。
ぜひその辺りの健康面も考慮して工場夜勤をしてください。

怪我や事故のリスクが上がる
工場夜勤は昼夜逆転の体調管理の影響もあってか、集中力が欠けてしまい怪我や事故に巻き込まれる可能性が高くなります。
また、工場夜勤は上司や管理職の人がいない場合もあって、少しゆるい雰囲気になる職場もあるでしょう。
そのような状況になると、一般的な勤務時間帯よりも緊張感も集中力も欠いてしまう傾向にあります。



友人や家族、恋人との生活リズムや時間が合わない
工場夜勤をやっているとどうしても家族、友人、恋人などと時間を合わせることが難しくなりますよね。
もちろん夜勤同士では合わせることができますが、一般的な時間帯で生活をしている人とは生活リズムが大きく変わってしまうのでデメリットと言えるでしょう。



一般的な社会から取り残されている感が出る
工場夜勤はどうしても一般的な社会とは違う時間で過ごすため、社会から取り残されていると感じる人もいるのではないでしょうか。
一般的には工場は底辺な仕事と分類されることが多く、人によっては工場の仕事に誇りを持てない人もいます。
夜勤をしていると生活リズムも全く違うし平日の昼間に外出すると、バリバリ働いているサラリーマンなどを見ることも。
ふとした瞬間に「僕は何しているんだろう?」みたいな感情になることもあります。
生活リズムもやっていることも違うし、一般的な社会に戻る自信を持てない人がたくさんいるのも現実です。



現実逃避からか外出することも減ってしまい転職もままならぬ、ズルズルといろんな工場で合計10年以上も働いていましたね。
今考えると工場夜勤の悪影響は少なからずあったと思います。
【工場夜勤】メリットはこの4つ
そんな工場夜勤でもメリットもあるとは考えられます。
以下の4つが考えられます。
・工場夜勤は手当などが付いて給料が高め
・忙しくなかったりすることもあるので時間が有効利用できる
・通勤ラッシュとかはあまり関係ないことが多い
・平日の昼間とかでも遊べたりするので人ごみを避けることができる
それでは工場夜勤で考えられるメリットを1つずつ解説していきますね。
工場夜勤は手当などが付いて給料が高め
やはり代表的なメリットとなると、工場夜勤は給料が高いことではないでしょうか。
一般的に低学歴で職歴がなくても働き口がある代表的な仕事が工場勤務だと思います。
そして体力を使い危険も伴ったりする仕事も多い工場は、特に給料が高めに設定されている傾向にあります。
そこに夜勤が絡んでくると、基本的には22時〜翌5時まで時給計算で25%の手当てが支給されます。
さらに交代勤務などになると交代番手当てなるものが支給されることも。
先述の4つのデメリットなどをクリアできる人は、非常に好条件な職種とも言えますよね。



夜勤時間帯は忙しくないこともあるので時間が有効利用できる
もちろん工場にもよりますが、夜勤時間帯は昼勤務よりも忙しくない印象です。
統括の上司や管理職がいない、少ない場合も考えられますので、トラブルなどの対応が効きにくいのがあると思います。
そこで、忙しくない時間帯をどうやって有効利用するかだと思います。
もちろんダラダラと休憩時間に充てることも可能です。
しかし、忙しくない時間帯を有効利用できる人は他にできそうな仕事をしたり、場合によっては資格や昇進試験の勉強などをする人もいます。
夜勤の忙しくない時間帯を有効的に使える人にとっては、メリットの一つとも言えるでしょう。



ちなみに僕は夜勤の忙しくない時は、読書や辞めた時のために勉強などをしていることもありましたね。
しかし、周りの人は休憩室でずっと寝てたりタバコを吸いながら携帯ゲームしてる人がほとんどだったので、正直環境に流されることもありました。
フリーランスの今となっては、工場夜勤には絶対に戻りたくないです。笑
通勤ラッシュとかはあまり関係ないことが多い
工場夜勤は大体20時〜24時あたりの出勤が多いと思うのですが、この時間帯になると渋滞は皆無と言ってもいいと思います。
また工場自体が都心などに少ないと思うので、そういった面でもラッシュに巻き込まれることも少ないのではないでしょうか。



平日の昼間とかでも遊べたりするので人ごみを避けることができる
平日の昼間に外出するデメリットは先ほど説明しましたが、人によっては平日の昼間の外出は人ごみを避けることができるのでメリットと感じる人もいるでしょう。
また、サラリーマンだとスケジュール調整をしないといけないような役所関係の手続きや銀行などは、いつでも行くことができるのもメリットですね。
ただし、結局はまた夜勤が待っているので寝て体調を整えることも考えながら行動はしないといけません。



僕自身も夜勤の時は昼間に出かけたりもしていました。
とは言っても結局誰とも時間が合わないので、最終的には家で過ごすことが多かったですね。
工場夜勤はデメリットを理解した上でメリットを最大限に活かそう
しかしデメリットを考慮しつつメリットを最大限に活かせる人は、短期間限定での工場夜勤もアリだと思います。
具体例で言うと以下のようなケースです。
・3か月間のセブ島留学に行きたいのでサクッと2か月で4〜50万円稼ぎたい
・東京に出て就職活動したいので当面の生活費を稼ぎたい
・ニートから抜け出すためまずステップとして難易度の低そうな工場夜勤の仕事に就く
このような目的がある人は、ズルズル引きずることもなく短期間で工場夜勤のメリットを活かすことができるかもしれませんね。



まとめ:工場夜勤はメリットもあるがデメリットの方が多いのであまりオススメしない
・工場夜勤はメリットもあるがデメリットの代償が大きい
・工場夜勤をやるなら短期間で目標を持って働くこと
・工場夜勤に慣れてしまうと良い求人への転職や独立することは難しい
結論でいいますとやはり体が資本なので、工場夜勤にダラダラとのめり込まないようにしましょう。
僕自身も交代制勤務で夜勤のある生活を5年以上も続けてしまったので、その代償って結構大きいと思います。
工場夜勤が続くと、なかなか抜け出せないという状況にもなりましたし、体調、精神的にも良くなかったですね。
また、時間が過ぎれば過ぎるほど人生のやり直しも利かなくなるので注意が必要です。
工場夜勤の経験ってあまり就職活動や独立するときに役に立たないので。
もちろん個人の自由なので最終的に決めるのは読者の皆さんですが、くれぐれも工場夜勤で体調を崩さないようにしてくださいね。
今回は以上です。