
この疑問に答えますね。
こんにちは。セブ島在住歴約2年のあこう(@kouji_akou)です。
僕は実際にセブ島留学を2校経験して、さらに現地で就職もして約2年住んだのですが、僕自身は一回も危険な目にあいませんでした。
結論、特定の地域に行かなければ、危険なことにはそこまで遭わないですし、最低限の注意点さえ守ってもらえれば大丈夫だと思います。
詳しく解説していきますね!
・セブ島留学=危険というイメージはまず捨てよう
・特定の地域にいかなければ危険ではない
・セブ島留学での危険対策は頭に入れておこう
セブ島留学=危険というイメージはまず捨てよう
「レベル1:十分注意してください。」
その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
その国・地域に滞在している方は滞在地から,安全な国・地域へ退避してください。この状況では,当然のことながら,どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
※外務省海外安全HPより
ご覧のようにセブ島は、危険度がレベル1に設定されています。
果たして、実際にセブ島留学に行ってみるとそれほど危険なのでしょうか。
セブ島は実は世界的にも危険ではない地域
フィリピン自体は確かに日本に比べると危険度は高めだと思います。
しかし、フィリピンは7000以上の島から成り立つ島国で、それぞれの島で文化が独立していたりもします。
特にフィリピン北部にあるルソン島のマニラ近郊や、南部にあるミンダナオ島などは、特に治安が悪いです。 ただし、セブ島があるフィリピン中部は実はそこまで治安が悪くないんです。


















肌感として、マニラとか南部のミンダナオ島の治安があまり良くないので、フィリピン全土が危険とされている感じはありますね。
特定の地域に行かなければ危険なことはほとんどない
実際には、夜に特定の地域に行かない限りはそこまで危険にさらされることはないです。
語学学校によってはあまり治安のいいところに位置していない学校もあるので、事前に留学エージェントなどに確認して、治安のいいところに位置する学校を選ぶのがいいと思います。
僕も実際にセブ島に2年住んで語学学校で働いてい経験もあるので、気軽にTwitter(@kouji_akou)にDMしてもらえればお答えしますよ^^
まあ、日本ではないですし外国では何があるかわからないので、もしもの時の対処法もしっかり頭に入れて行動しましょう。
セブ島の中で危険な地域を紹介します
セブ島の危険な地域をご紹介します。
まずはじめに、みなさんが利用するセブ・マクタン国際空港があるのが「マクタン島」で、その横に隣接する南北に長い島が「セブ島」です。
ほとんどの語学学校がセブ島の中心地「セブシティ」にあります。 セブシティは人口が100万人を超える、経済発展がめざましい都市です。
ここの日系、韓国系を中心に100校以上の語学学校がひしめいている地域。
基本的にはそこまで危険ではないのですが、やはり行く場所に時間帯によっては危険な地域もあります。
以下、地図で説明しますね。
緑で囲った地域:この辺りは語学学校も多く点在しています。治安はそれなりにいいところもありますが、あまり夜は出歩かない方がいい雰囲気の場所もありますので、しっかり注意して外出しましょう。
オレンジで囲った地域:マンゴーストリートはかつてセブ島最大のナイトクラブ「ジュリアナ」があったところです。もともと治安はそんなに良くないところだったのですが、たくさんの留学生や外国人で溢れかえっていたので、繁華街・歓楽街のようなイメージをしてしてもらえればと思います。
しかし、2017年に「ジュリアナ」が「OQTAGON」に名称変更し、それと共に他の地域に移転をしてしまいました。
それからは留学生も減り、廃れた歓楽街になってしまい、治安も悪化するばかり。
最近は留学生もあまり近寄らない地域なので、夜の一人歩きは特に控えましょう。
赤で囲った地域:赤で囲った地域は二つあるのですが、右側の円が「コロン・カルボン地区」です。
コロン・カルボン地区は昼間ならまだ近寄れますが、夕方から夜にかけては絶対に近寄らないようにしましょう。
ストリートチルドレンがゴロゴロ増えて、急激に治安が悪化しますので。
そして。もっとも行ってはいけない地域が「パシル地区とその周辺」です。
もうここは、昼間ですら近づくのは危険だと言われていて、ドラッグの温床になっています。
まあ、基本的に留学生が行っても特に目当てのものがないので、怖いもの見たさで行く人がたまにいるぐらいです。
セブ島留学で考えられる危険と対策
ここでは、セブ島留学で考えられる危険や犯罪と、その対策をお教えします。 この章と前章の「危険な地域」だけおさえておけば、安全なセブ島留学生活を送れると思いますので、ぜひ参考にしてください。
セブ島留学で起きた危険な事例を紹介
それでは、実際にセブ島で起きた危険な事例・犯罪などを紹介しますね。
1.スリや置き引きなどの窃盗や強盗
2.タクシーのぼったくり
3.睡眠強盗
4.トランプ詐欺
このあたりが有名です。
ちなみに睡眠強盗はどんな手口かと言うと、
おごってもらったお酒に睡眠薬が入っていたり、席を離れたときに睡眠薬を入れられて、身ぐるみをはがされる。
日本じゃちょっと考えられないですよね。
でも、東南アジアではどこの国でも良く聞きます。
あと、4番目のトランプ詐欺ですが、
ショッピングモールなどで怪しい日本語(英語の場合もある)で声をかけられて「家族(友人)と一緒にご飯を食べよう」などと仲良くなって自宅に招かれ、そこで「一緒に友人を騙そう」とか言われて賭けトランプが始まる。
最初にうちは勝たせてくれるが、どんどん金額が大きくなっていき最後は全部持っていかれる。
こんな手口ですかね。
セブ島留学中に実際にしたほうがいい危険対策
強盗への対策
日本人はお金を持っていると思われていますので、基本的には盗まれても痛くないぐらいの金額を持ち歩きましょう。
いく場所にもよりますが、2,000ペソ(4,200円)ぐらいあれば十分なので、それ以上はあまり持ち歩かなくてもいいと思います。
また、iPhoneやカメラなどの電子機器類も高値で売れるので、あまり見せびらかすと狙われます。
安全じゃない地域に行くときや、夜に出歩くときはできるだけ貴重品は持ち歩かないようにしましょう。
睡眠強盗への対策
これは、極力一人でお酒の席に行かないことですかね。
とは言え、二人組で行ったときに被害に遭っている人もいます。
なので、奢ってもらうにしてもちゃんと目の前で栓が開けられているかとか、グラス・瓶などから目を離さないようにしましょう。
場合によっては席から離れるときも飲み物を持っていくか、帰るまで我慢するかなどの対策をした方がいいですね。
トランプ詐欺
これはシンプルです。
怪しい人に付いていかない。これだけですね。
実際にセブ島のアヤラモールというショッピングモールに、赤いドレス(たまに違う)を着た怪しい女の人に何回も声をかけられました。
とにかく怪しい人には疑いを持ちましょう。
まとめ:セブ島留学は危険ではないが注意散漫すぎるとやられます!
この記事をまとめますね。
・セブ島留学は危険ではない
・ただ、行く場所や時間帯には気をつけよう
・よくある実例をみて事前に対応策を頭に入れておこう
海外慣れしている人は「セブ島って意外と安全なんだ」と言ってるのをよく聞きますし、僕自身も2年ほど住んで何もなかったです。
ちゃんとそれなりの対策もしていたし、海外旅行や留学に慣れているとそのあたりの感覚は染み付いています。
初めての留学や海外経験の人は、被害に遭いやすいので「自分は大丈夫」なんで思わずに、しっかりと対策しておきましょう。
今回は以上です。